やはり「働いてほしい」と思う男性は多い
多くの男性は働いて欲しい
ニュースのテレビ番組などが行っているアンケートを見ますと、結婚後は働かずに専業主婦として暮らしていきたいと思っている女性は結構な割合で存在するようです。しかし残念ながら妻に専業主婦になってもらいたいと思っている男性は少数派で、多くの男性が妻には結婚後や出産後にも仕事を継続して欲しいと思っているようです。実際にとあるアンケート調査では、何と8割もの男性が正社員かもしくはパートの形で妻に結婚後も働いて欲しいと回答していました。この傾向は既婚男性だけではなく独身男性にも当てはまっているため、専業主婦願望が強い場合は結婚を受け入れてくれる男性の人数が大幅に少なくなってしまいます。男性の妻にも働いて欲しいという欲求を上回れるだけの魅力があったり、運良く妻には専業主婦をして欲しいと思っている男性に出会ったりしない限り、結婚後も働くぞという気持ちを持っていた方が婚活はうまくいきやすいと言えるでしょう。
収入の問題
多くの男性が妻にも仕事をしてもらうことを望む理由の一番はやはり収入的な要因になるようです。ここ20年ほどの社会環境の変化によって、非正規の方の人数は大きく増えましたが、そうした男性の場合実際問題として妻に専業主婦をしてもらう経済的な余裕は無いでしょう。また正社員だとしても日本人正社員の平均給与はピーク時の90年代後半に比較して100万円近くも減少しており、妻にも働いて欲しいというニーズの高まりは自然なことと言えるでしょう。年金不安などが叫ばれて久しいですが、妻に働いてもらうことでそのお金を老後資金として確保していこうと考えている人も多いと思います。
また現代は社会の流動性が高まった結果とても不安定な時代となってしまいました。そのため万が一自分が失職してしまうような事態にも備えて欲しいという気持ちがあるようです。
社会との関わりを持って欲しい
経済的なこと以外にも妻に働いて欲しいと男性が思う理由は存在し、それは家の中に閉じこもって欲しくは無いという理由です。現在結婚適齢期の20代から30代半ばの男性は1980年代生まれや1990年代生まれになりますが、この世代の人たちは男女平等の教育を強く受けています。そのため女性が結婚後に専業主婦となることに何となくの違和感を感じてしまいますし、純粋に家事や育児ばかりでは気分も暗くなってしまうだろうと妻になる女性のことを心配しています。外で働くことで見聞を広め1人の女性として、そして1人の人間として家庭や育児の部分以外でも人生を充実させて欲しいと思っているのです。
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